すんばらしい時間と素晴らしい料理
大雨に台風、地震。。。
日本は本当に災害の多い国なのだと実感するこの頃。
夜に義父母に電話すると、まだ停電中ということでした。ランプで食事をとっているとのこと。
週末に食材の廃棄を減らすため、義父母宅に行くことを提案していました。しかし、まだ停電しているところも多く、道路事情もわからないので、やめておこうという話になりました。
そんな話の中、突然電気がついたのです。
「ついた!ついたー!」と義母と義父の喜びと驚きの声。
(停電時はブレーカーなどを落としておくべき。と聞いたことありましたが、されてなかったようです。。。)
こんな貴重な時間を共有できて良かったと思いました。
今回の台風で義父母は、たくさん入った食材の冷蔵庫の不安を言っていました。
確かにいつ行っても、冷蔵庫がパンパン。私たちの帰省に合わせて食材を準備してくれてるのもあるかもしれません。しかし、それだけではないように感じてしまう。
この家は曽祖母宅を増築して建てています。二世帯住宅になっているので、台所が二つあり、冷蔵庫も二つ。お風呂は一つだけど、洗濯機はふたつ。ベランダの洗濯機は台風で吹っ飛んだらしいので、このまま増やさずに、一つで暮らしてくれたらと思います。
子供が独立し、二人暮らしになって、以前は5人で住んでいた時に比べると、だいぶ余っている部屋があります。部屋も多いし、物も多い。
そのような中で、私は行くたびに物の多さや、義母の仕事のマイペースなところに苛立ちがありました。まず、物を探したり、片付けたりするところからご飯の準備を始めないといけないからです。出て来る料理は素晴らしいけど、作業場がきたない。料理が出来上がるのがすんばらしいくらいに遅い。。作業場確保のため、ちまちまと不要な容器などを捨てたりするのですが、それだけでは、追いつかない。義母は「本人が困ってないから、まだ大丈夫。」と。
きっと、今が普通すぎてスッキリした台所に立つということが、思いつかないのかもしれない。仕事や家事、介護、ジムをこなす中では片付けは後回しなのかもしれない。
帰省のたびに少しずつもらって帰る物たちで少しでも押入れに隙間ができたり、台所の作業場が増えたら良いなと思います。でも、すぐに元に戻るので、根本解決ではないと思う。
もしどちらかの介護が始まったら。。。どちらも亡くなった時は。。。。その時も物だらけの家だったらおそろしい。私たちがやらなきゃいけないやん。いややー。
これは、本人が困ってないから大丈夫という問題ではなく、家族の問題だと思う。
今回の台風や停電騒動で、物のことを少し考えてくれてたらなぁ。と淡く期待します。
我が家も将来、息子が独立した時、両親が亡くなった後など。同じ状況になりかねないので、この義父母の今後を心配しております。少しでも義父母が楽に暮らせるように、楽と感じてくれるように協力したいと思います。