１０年前泣いたな

10年前の今日、夫と入籍した。

入籍前夜に私は号泣した。

自分の名前が変わることに対して喪失感があったからだ。

自分は３０年この名前で生きてきたのに、明日から違う名前だと言われても、名字が変わるだけと言われても、すごく違和感があったからだ。

夫と婚姻届を出す前に結婚する前にもっと話し合うべきだったのかもしれない。

提出前夜に喪失感が襲ってきた。思ったより大きいやつが。自分の戸籍が父母と別の場所になることにも違和感が。そもそも夫の実家にするのも違和感が。でも、いちいち言ってたらめんどくさくなってやめた。やめたけど、いちいち言いたくなる私が時々出てくるのだ。とことん納得できてないと出てくるのかもしれない。この時もそうだったのかも。

夫は妻の名前が夫の名前に変わることって嬉しいことなんでしょ。って言った。イメージではそうだった。今まで生きてきた中で、オザワさんと結婚したら、オザワおかゆになるのか。っていつも想像してた。でも、いざ入籍するって自分がなったら、とんでもない喪失感だったんだ。固有名詞の大きさを感じた。そして、その後の手続きの煩雑さは益々私を嫌な気持ちにさせた。

なんで、私だけ平日の休みとって銀行等の名前変更手続きをこんなにもしなくちゃいけないんだ。保険もだし、会社もだし。不公平だと思った。

そして、昨日の私は違うことでしんどくなってた。

でも泣いてない。職場で勝手に感じてる孤立感。私が矢面に立ちすぎてないか？私1人でやってることとちゃうぞ？でもやりすぎたのかな。

明日からまた作戦会議や。

今日は入籍記念日。10年目や。

夫は不調で4連休。はよ元気になってくれぇー