二世帯住宅建てちゃったフルタイムで働くママな日記

二児のワーママ育休中、二世帯住宅、無添加、自然、日々をつづります。

忘れ物

家族旅行は飛行機を利用した。

普段あまり飛行機を利用しないので、私達はモタモタしてたと思う。父は杖をついて歩くの遅いし、母もシャキシャキ歩けない。子供達はないたり、走ったり、止まったり。プロペラ機の出発カウンターまでは遠かった。

 

飛行機の搭乗手続きなどで心配なことがあった。父がインスリン注射をしているから、針を持参することだ。引っかかるのかな。言わなきゃならんと思ってたのに、子供を連れていたら忘れてしまった。

気づいたら、父はモタモタしながらも手荷物チェックを通過していた。大丈夫だったんやなぁーと思った。

 

その日の夕食は母の親戚の料理屋へ。

子供を連れてきてもいいけど、静かに過ごすように言われていたので気をつかった。

食事を食べ始めてから父の様子がおかしくて、ずっと探し物をしていた。インスリン注射をしようとするが、針がないと言う。

母にお前のカバン入ってないか?とか聞き出す。

あるわけない!って母。

父の介護がこれから益々始まるのか。とどんよりした気持ちになる。

今から受診すると言っても、もう夜。薬局でもらえるか電話で問い合わせたら処方箋と一緒に渡すものだから、針だけでは渡せません、と言われた。翌日の朝まで待つか、それとも今日中に受診して確保するのか。家族で会議。なるべくなら、早くインスリンを打ったほうがいいし、明日は朝から母の住んでいた田舎にさらに車で行かなきゃいけない。病院行ってる時間ないやん。

相手は救急病院へ電話してみると、専門じゃない。別の病院に聞いてダメならだします。とか言われる。最後の候補に電話すると、困ってるだろうからお分けします。しかし、保険外での価格が分からないので、分かれば折り返し電話します。と言ってくれた。 父と弟と3人で引き受けてくれた病院へ。

看護師さんからもこんなこと初めてと言われながら、すぐに注射針を受け取り、その場で父が注射をした。

しんどくないと思ってたけど、注射したら楽やわー。って。高血糖もしんどいんやね。あー良かった。

父は準備してたのに、出発前に母に急かされて、忘れたと言う。

父ができることいっぱいあるのに、ミスるからって私がやるのも父の力を削いでる気がするし、どうしたらいいもんか。

 

旅にトラブルはつきもの。最悪だと思う状況も乗り越えれば良い思い出に。

最近思うのは、トラブルを乗り越えることで絆は深まると言うこと。

 

このことはきっといいことに変わる!って思って進んでいこうと思う。