なりたい自分。なりたい職業。
なりたい自分に全ての人がなれるのなら、大変なことになる。人気の職業としてのサッカー選手に全員なれたら大変な世界だ。
夫と夜、まったりと話した時の言葉。
うーん。そうかなぁ。
と思ったけど、うまく言葉にできなかったので、考えてみる。
夢を持つのは良いことだと思う。
憧れや理想の自分になろうとすること、それに向かって努力すること、経験し、失敗し、成功したり、あきらめてみたり、違う方面からアプローチしてみたり。
これは自分には向いてないかも。ってやってみて気づくこともあるんだと思う。
例えばサッカー選手は技術や体力、怪我しない健康的な体、負けてもへこたれない心、心と体の持久力、あとは経済的な問題とかもあるのかなぁ。今日、明日食べるものがなかつたら、サッカーしてられないかもしれない。
そもそも、サッカー選手が人気となっているが、それは幼児や小学生の話。途中で夢がかわるやん。それもこれは自分には合わないな。と感じるからじゃないのかな。
全ての人がこの体験をしていく中で、自分にとっての合う合わないを確認しているんだと思う。
だから、なりたいと思っても、全員がなれるわけではないし、なるわけでもない。
私がなりたい自分になれる社会がいいと言ったのは、職業的なことも含まれるのかもしれないけれど、自分がこの服着たい、この人と仲良くなりたい、これ好きなんよ。を表現できる社会ということ。
今、性の多様性について広い視点で捉えられるようになってきたけど、まだまだ社会の受け入れは狭いと感じる。なぜなら、身体が女性で違和感があってパンツスタイルの制服をきている生徒も試験や就職活動ではスカートを履いていくと聞いた。これでは、社会の受け入れ態勢は整っていないと思う。
私がなりたい自分になれる社会にしたいというのは、他者の視線や社会の見えない圧力なく、お互いの個性を認め合える社会なのだ。だから、サッカー選手になりたいという人が全員サッカー選手になれるというのとは少し意味が違うんだよなぁ。
もっと自分らしさとか、振る舞いとか、私たちの根本のところなんです。
まだまだ言語化が足りないかなぁ。
今日は子どもと夫は義実家の法事へ。私は仕事の打ち合わせ。ありがたやー。
あぁ。今日も幸せ。いつも幸せ。